国家試験科目
単位
1単位(必修)
開講
第2学年 後期 30 時間
担当教員
☆江川広子 教授
渡邉美幸 講師
計良倫子 准教授
伊藤優莉 助教
☆は実務経験のある教員
授業の方法
講義 | ○ |
---|---|
演習 | ○ |
実習 | ○ |
アクティブ・ラーニング
PBL | |
---|---|
反転授業 | |
ディスカッション、ディベート | |
グループワーク | |
プレゼンテーション | |
実習、フィールドワーク |
ディプロマポリシー | 関連性 |
---|---|
1.医療人としての思いやりの心と倫理観 | ○ |
2.進んでチーム医療・福祉に貢献できるコミュニケーション能力 | ○ |
3.歯科衛生士として必要な歯科保健・医療・福祉の知識 | ◎ |
4.臨床等の現場で必要な歯科保健・医療・福祉の技術 | ○ |
5.自ら問題解決できる探求心・向上心 | ○ |
6.人々の健康長寿を目指した口腔保健管理の実践 | ○ |
授業科目概要
臨床や介護の現場において、加齢や疾病にともない摂食嚥下機能に障害をきたした患者(入居者)が多くみられる。このような状況を踏まえて、歯科衛生士として臨地・臨床の場で必要な摂食嚥下障害の知識を修得させる。
本講義・実習は、附属歯科診療所における摂食嚥下リハビリテーションの実務経験に基づき行う.(江川)
学習目標(一般目標)
摂食嚥下機能のメカニズムを理解し、摂食嚥下機能に障害をきたした患者(入居者)に対して、リハビリテーションの実践ができるようになるための基礎知識・技術を修得する。
学習目標(到達目標)
1.摂食嚥下障害および摂食嚥下リハビリテーションの定義について説明できる。
2.摂食嚥下機能のメカニズムについて説明できる。
3.発達期・成人・高齢期における摂食嚥下機能について説明できる。
4.対象者別の摂食嚥下障害について説明できる。
5.摂食嚥下機能の観察・評価法について説明できる。
6.摂食嚥下障害の訓練法(間接訓練・直接訓練)について説明できる。
7.摂食嚥下障害者への対応とリスク管理の説明ができる。
8.摂食嚥下障害者の栄養指導案作成ができる。
9.栄養サポートチーム(NST)について説明できる。
成績評価方法
①定期試験:100点
江川担当部分 50%
渡邉担当部分 50%
成績評価基準
①定期試験:100点
臨地・臨床実習に必要な基礎的な知識について、講義内容の範囲より、選択問題、筆記問題を出題する。
講義中に示したキーワードに基づく模範解答を基準に採点する。
なお、筆記問題は重要なキーワード・使用方法・読みやすさ・独自の考え方などについて評価する。 合計点が60点以上を合格とし、不合格の場合は再試験を行う。
試験・課題のフィードバック
<試験>
・試験問題と解答用紙が一体化のため、試験終了時に回収する。
採点後、閲覧可。必要に応じ、模範解答の解説または掲示を行う。
<課題>
・レポート提出の場合は、添削後に返却する。
学修成果 (評価の目安)
◎標準的な達成レベル
①摂食嚥下のメカニズムが分かる。【知識・理解】
②摂食嚥下リハビリテーションが分かる。【知識・理解】
◎理想的な達成レベル
①摂食嚥下機能と障害が分かる。【知識・理解】
②摂食嚥下機能に障害をきたした患者(入居者)に対し、リハビリテーションができる。【技能】
達成度の評価
ディプロマポリシー | 定期試験 | レポート | 課題 | 受講態度 | 合計 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 5 | 5 | |||
2 | 5 | 5 | |||
3 | 70 | 70 | |||
4 | 10 | 10 | |||
5 | 5 | 5 | |||
6 | 5 | 5 | |||
合計 | 100 | 100 |
指定教科書
歯科衛生士のための摂食嚥下リハビリテーション第2版(医歯薬出版)
参考図書等
動画でわかる摂食・嚥下リハビリテーション(中山書店)
摂食・嚥下障害の評価法と食事指導(医歯薬出版)
よくわかる摂食・嚥下のメカニズム2版(医歯薬出版)
留意事項
・国家試験科目
・講義形式:パソコン、ビデオ等も使用する。