国家試験科目
単位
1単位(必修)
開講
第1学年 前期 15 時間
担当教員
☆飛田滋 教授
☆は実務経験のある教員
授業の方法
講義 | ○ |
---|---|
演習 | |
実習 |
アクティブ・ラーニング
PBL | |
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反転授業 | |
ディスカッション、ディベート | ○ |
グループワーク | |
プレゼンテーション | |
実習、フィールドワーク |
ディプロマポリシー | 関連性 |
---|---|
1.医療人としての思いやりの心と倫理観 | ○ |
2.チーム医療で活躍できるコミュニケーション能力 | |
3.歯科技工士としての総合的な知識と技能 | ◎ |
4.自ら課題を発見して、解決に向けて創意工夫を実践できる歯科技工技能 |
授業科目概要
顎口腔系の形態と機能(下顎運動・嚥下運動や歯の接触様式)を理解し、下顎運動を再現する咬合器のはたらきを理解することで実際の歯科補綴装置の製作に活用できることを目的とする。
本講義は、本学附属歯科診療所における歯科技工装置製作の実務経験(飛田)に基づいて行う。
学習目標(一般目標)
顎口腔系の機能と形態を理解する。
有歯顎と無歯顎の咬合様式を理解する。
下顎運動と咬合器との関連を理解する。
学習目標(到達目標)
下顎運動、咬合接触様式、機能運動とその障害を説明できる。
各種咬合器の特徴と取扱いを説明できる。
有床義歯、歯冠修復装置の咬合様式を説明できる。
成績評価方法
【成績評価方法】
以下のものによる総合判定とする
①定期試験:80%
60点に満たない場合は再試験とする。
②小テスト:10%
講義終了前に実施するmoodle小テストの理解度
③受講態度:10%
講義ノートの提出状況及び記載状況
成績評価基準
【評価基準】
①定期試験
選択問題(四肢択一形式)で出題する
②小テスト
講義終了前に実施するmoodleの小テストの成績
②受講態度
・講義ノートの提出及び記載状況
・受講中の居眠り、私語、講義以外の行為、提出課題の期限を守らない
場合にはマイナス評価する
試験・課題のフィードバック
・試験(飛田)
①問題用紙は回収しない。
②回答用紙はコピーを返却する。
③必要に応じて再試験のための補講を設ける。
・試験(木下)
①問題用紙は回収しない。
②回答用紙はコピーを返却する。
③試験問題について質問がある場合は随時受け付ける。
学修成果 (評価の目安)
秀、優:①顎口腔系の機能
・基準平面、咀嚼筋、顎関節、下顎位、下顎運動、咀嚼運動、咬合
様式を説明できる
②咬合器の構造
・咬合器の種類を説明できる
・半調節性咬合器を操作できる
・各パーツの意味を説明できる
良、可:①顎口腔系の機能
・基準平面、咀嚼筋、下顎運動、咬合様式がわかる
・咬合器の種類がわかる
達成度の評価
ディプロマポリシー | 定期試験 | レポート | 課題 | 受講態度 | 合計 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 10 | 10 | |||
2 | |||||
3 | 90 | 90 | |||
4 | |||||
5 | |||||
6 | |||||
合計 | 90 | 10 | 100 |
指定教科書
新歯科技工士教本 顎口腔機能学 (医歯薬出版)
参考図書等
顎機能異常-咬合からのアプローチ(医歯薬出版)
目で見る顎口腔の世界(医歯薬出版)
目で見る咬合の基礎知識(医歯薬出版)
臨床咬合学事典(医歯薬出版)
要点チェック 歯科技工士国家試験対策 ③顎口腔機能学(医歯薬出版)
留意事項
1.国家試験科目である。
2.講義回数が少ないので、欠席しないように注意する。
3.有床義歯技工学・歯冠修復技工学の講義と関連づけながら進める。
4.講義の理解度をより確実なものにするために予習・復習を必ず行うこと。