明倫短期大学副専攻プログラム
本学では、歯科技工士学科と歯科衛生士学科の2 学科を設置していますが、その特徴を活かし、相互に学修の場を提供することにより、付加価値のある歯科医療従事者を養成します。歯科技工士学科の学生については、歯科衛生士の専門領域を学ぶことで、保健や衛生に関する知識・技能を修得し、個人歯科医院などで活躍できる歯科技工士となることができます。また、歯科衛生士学科の学生については、歯科技工士の専門領域を学ぶことで、歯科技工に関する知識・技術を修得し、TeC 作製のための基礎知識や歯科技工装置の取り扱いに関する専門的な知識を有した歯科衛生士となることができます。皆さんが所属する学科においては、主専攻として歯科技工学、または歯科衛生学を学び、国家資格を取得していくこととなりますが、さらに副専攻プログラムを受講することにより、+αの価値を持った歯科技工士、歯科衛生士となることができるのです。副専攻プログラムを修了し、修了認定が行われると、卒業時に「修了認定証書」が授与されますので、幅広い知識を学んだことを就職の際にアピールすることができます。自身が所属する学科の学修に留まらず、他学科の専門領域についても学んでみたい、という意欲のある人は、ぜひ副専攻プログラムを受講し、価値の高い歯科技工士、歯科衛生士を目指してください。
プログラムの種類と受講対象
歯科保健衛生学(歯科技工士学科副専攻プログラム)
歯科臨床技工学(歯科衛生士学科副専攻プログラム)
「歯科保健衛生学」は、歯科技工士学科の学生を対象とした副専攻プログラムです。
「歯科臨床技工学」については歯科衛生士学科の学生を対象とした副専攻プログラムとなります。
いずれも受講対象は本学学生となりますので、他大学の学生が本プログラムを受講することはできません。
受講料および実習費
副専攻プログラムの受講料は無料です。ただし、教材費その他受講に必要な費用については、受講生負担となります。
副専攻プログラム授業科目
歯科保健衛生学(歯科技工士学科副専攻プログラム)
コア科目(必修)
口腔健康科学(2単位)、医療事務・医療秘書(2単位)、歯科診療補助1(1単位)、歯科診療補助2(1単位)
専門科目(選択)
造形美術概論(1単位)、コミュニケーション入門(1単位)、キャリア養成支援(1単位)、歯科技工管理学(2単位)、デジタル加工技術(2単位)、高齢者の口腔管理(1単位)
歯科臨床技工学(歯科衛生士学科副専攻プログラム)
コア科目(必修)
歯と口腔の形態学演習(2単位)、歯科技工基礎実習(1単位)、義歯装着後の経過と義歯修理(1単位)、技工材料実習(1単位)、デジタル加工学(1単位)
専門科目(選択)
生命現象の科学(1単位)、医療情報リテラシー(2単位)、総合専門基礎医学Ⅰ(1単位)、歯科衛生学総論(2単位)、口腔保健と管理(1単位)、医療安全管理(1単位)
修了認定の要件
コア科目(必修)の6単位と、専門科目(選択)のうち2単位分の合計8単位を修得することが必要となります。