専攻科生体技工専攻の特長
医療人として習得すべき基礎的な技能、知能、資質を学ぶ
- 医療従事者としての自覚を備えるために、保健、医療、福祉の分野を理解し、口腔保健工学に関する教養を習得します。
- 科学的根拠に基づく歯科技工を実践するために、臨床歯科医学を多角的・包括的に学びます。
自らが課題を探し、調べ思考し、新たな発見へと導く
- 本学で学んだ口腔保健技工学分野において、自身が探求したい課題を見付け研究方法を学んだ上で、検証および解析し、その研究成果を論文等にまとめます。
- その論文を独立行政法人学位授与機構へ提出後、審査・試験を経て口腔保健技工学士が授与されます。
生体に対し安全性と適合性の高い歯科技工装置を創造できる、高い専門知識と臨床力を習得する
- 本学附属歯科診療所の臨床実習を通し、生きた歯科技工技能を学び、チーム医療の一員として診療に積極的に参加することにより責任感、態度、コミュニケーション能力を習得します。また、第一線で活躍する非常勤講師から実践的歯科技工技術を学びます。
- 包括連携協定を結ぶ歯科技工所においてインターンシップを実施します。実習室では経験できない実際の現場で、一連の歯科技工作業やコミュニケーション能力を学びます。
生体情報とデジタルデンタルテクノロジーを学ぶ
- 近年歯科医療の世界でも導入が著しいデジタルテクノロジー。デジタル化された生体情報を理解し、3D-CAD/CAM歯科技工の臨床的オペレーションを学びます。
- 光学印象採得、3Dプリンターによる造形等の新しい技術を学びます。
施設・設備
- CAD/CAM CERCONシステム
- CAD/CAM CERCONシステム
- 3Dプリンター
- レーザー溶接機
- デジタルサベヤー
- エアータービン
- ポーセレンファーネス
- 光重合器
- 技工机
- 鋳造システム
- エルコプレス
- 学生専用PC
- スチームクリーナー
- 加熱重合器
- マイクロスコープ
受験資格
- 歯科技工士養成機関である短期大学を卒業または卒業見込みの者
- 歯科技工士養成機関である専修学校の専門課程を卒業、または卒業見込みの者のうち大学に編入学できる者
入学から修了・就職までの流れ
2022年度実績
就職率
100%求人数
141名求人倍率
35.3倍
主な就職先
歯科技工所、歯科診療所、病院、歯科技工士養成校、歯科材料メーカー、歯科医療機材研究所
ポリシー
アドミッションポリシー
専攻科生体技工専攻では、以下のような資質を備えた人を求めている
- チーム医療で他職種と協働していくためのコミュニケーション能力を身につけたい人
- 国家資格を生かし、より実践的で高度な歯科技工技術の修得に意欲と探求心がある人
- 歯科医療の一翼を担う歯科技工士界のリーダーとして、社会に貢献し、自立したいという強い意志を持つ人
カリキュラムポリシー
歯科技工士の国家資格を活かし、高度で実践的な知識・技術を獲得させるために、以下のカリキュラムを編成する
- 関連職種と協働して、チーム医療に貢献できる、情操豊かで、主体的に取り組む姿勢を培う
- 高度な臨床歯科技工技術を持つ人材を培う
- 医療のニーズ・健康の課題を理解し、問題解決できる能力を培う
ディプロマポリシー
本学所定の専攻科の単位を修得して、以下の能力を身につけた者を修了認定し、学位授与機構の学士(口腔保健技工学)を授与する
- チーム医療・福祉の場で活躍できる専門能力と倫理観
- 高度な臨床歯科技工技術を実践できる科学的思考力・判断力
- 口腔保健技工学の発展に寄与できる創意工夫能力・問題解決能力