歯科技工士学科

● 募集人員 30名
● 修業年限 2年制

取得可能な資格

1. 歯科技工士国家試験受験資格
2. 短期大学士(歯科技工学)

歯科技工士学科教育目的

医療技術専門者として共感性をもち、口腔機能回復に必要な歯科補綴装置における専門的知識及び技術をもった人材を育成する。
 

医療人を目指す教育目標

  • 問題を自分から積極的に解決しようとする創造力豊かな歯科技工士をめざす。
  • 患者さんの苦しみ、痛み、不安、要望に共感できる。
  • 歯科技工装置をよく理解し、正確に製作できる技術を持つ。
  • 超高齢社会という社会構造の中で果たすべき専門職としての役割を理解できる。
  • 地域医療の重要性を理解し、チーム医療のなかで必要とされる専門職の責務を果たすことができる。
  • 歯科技工士学科の特徴

    充実した国家試験対策!
    高い求人倍率で確実に就職!
    学生一人ひとりにあわせて教員がサポート。国家試験対策では個人の理解度や習熟度に応じたフォローを徹底的に行います。就職活動の過程でも、経験豊富な専任の教員と学生総合支援センター職員がサポートし、確実に就職へ導きます。
    学位取得ができる専攻科(生体技工専攻)を設置
    卒業後、更なる2年間の実践的な技術を学ぶ専攻科で学士(口腔保健学)の学位取得が目指せます。
    副専攻プログラム+αの学び
    意欲ある学生が、他学科の専門領域にわたって体系的に学ぶことができる教育プログラム。学生の皆さんに多様な学修の機会を提供し、理論と実践を通じた幅広い学びにより、環境に応じた柔軟な発想力や応用力を育成することを目的としています。

    ICTを活用した歯科技工実習により最新デジタル技工を身につけます

    デジタル加工技術
    デジタル加工技術実習
    3D-CAD/CAM実習

    2023年度 実績

    国家試験合格率
    92.9
    就職率
    100%
    求人倍率
    24.9

    2022年度 就職先一覧

    新潟県

    株式会社 シンワ歯研(複数人採用)

    福島県

    和田精密歯研株式会社 東日本加工センター

    長野県

    有限会社 デンタルクラフト、株式会社 ワイドデンタル

    群馬県

    有限会社 D・D・LABO

    東京都

    株式会社 アシスト1、和田精密歯研株式会社 東京ラボ

    ポリシー

    アドミッションポリシー

    歯科技工の専門職を目指そうとする、以下のような資質を備えた人を求めています。

  • 思いやりがあり、歯科技工士になりたいという強い意志を有している人
  • 最後までやり遂げる責任感と忍耐力があり、科学への興味を持ち、ものづくりに挑戦する創造性豊かな人
  • 健康の維持・増進のために社会に役立ちたい人
  • カリキュラムポリシー

    歯科技工の専門家を育成するために、以下のカリキュラムを編成しています。

  • 医療人として必要な、思いやりの心と倫理観に基づいた行動力・コミュニケーション能力を育成する
  • 歯科技工の専門職として必要不可欠な、知識とスキルを習得する
  • 歯科技工の課題を理解し、主体的かつ創意工夫できるような能力を育成する
  • ディプロマポリシー

    本学所定の単位を修得し、以下の能力を身につけた者を卒業認定し、短期大学士(歯科技工学)の学位を授与します。

  • 医療人としての思いやりの心と倫理観
  • 進んでチーム医療・福祉に貢献できるコミュニケーション能力
  • チーム医療で活躍できるコミュニケーション能力
  • 歯科技工士としての総合的な知識と技能
  • 自ら課題を発見して、解決に向けて創意工夫を実践できる歯科技工技能
  • 一緒に学びましょう

    人と向かい合うときは、相手の目や口元にどうしても目がいきます。会話のときはなおさらです。だから、誰しも口元の綺麗さを望みます。審美的な要素だけではありません。歯や口は、消化器官の入口として「噛み、磨りつぶして、飲み込む」という食べる機能が健康長寿の必須条件です。金属やセラミックの固定性の入れ歯、取り外しのできる入れ歯、インプラントといった人工臓器を製作する歯科技工士の役割は、単に人々の生命を維持するということに留まらず、好きなときに好きなものを食べられることで豊かな人生(QOL)を保障する大変やりがいのある仕事です。本学では、歯科技工技術の着実な取得と向上を考えた充実した教育プログラムを準備しています。

    田中みか子学科長

    教員紹介

    歯科技工士学科実習室

    質の高い実習で自信をつける

    歯科技工士は、医療・審美・機能増進など幅広い分野にわたる知識と技能を身につけなければなりません。
    1年次は歯科理工学の知識や歯科技工装置の製作に関わる基礎知識およびチーム歯科医療に欠かせないコミュニケーション能力を養います。
    2年次は臨床に対応できる実践力・応用力を数多くの実習を通じて修得します。

    1年次 基礎実習

    歯科技工の基礎知識・技術を修得します。

    歯型彫刻
    歯型彫刻(歯科口腔解剖学実習)
    ワックスアップ
    ワックスアップ(歯冠修復技工学実習)
    人工歯排列
    人工歯排列(有床義歯技工学実習)

    2年次 応用的実習

    ICTを活用した歯科技工実習により、高度な知識を身につけ、臨床能力の向上を目指します。

    ICT
    ICTを活用した講義・実習
    3d-cadcam
    3D-CAD/CAM実習
    デジタル加工技術実習
    デジタル加工技術実習

    学費(2025年度入学生)

    項目納入金額内訳納入時期
    入学金200,000円(※1)(減免型奨学金の利用で50,000円または100,000円減額されます)入学手続期限
    1年次納入金1,322,000円授業料:970,000円
    実習費:270,000円
    施設維持費:60,000円
    その他(※2):22,000円
    3月19日(※3)
    2年次納入金1,322,000円授業料:970,000円
    実習費:270,000円
    施設維持費:60,000円
    その他(※2):22,000円
    3月1日(※3)

    ◎在学中に学費改定が行われた場合には、改定時から新学費が適用されます。
    ※1 卒業生ご本人が他学科へ進学した場合、入学金は全額免除となります。
    ※2 その他・・・学生保険料(7,000円)、学生会費(3,000円)、後援会費(12,000円)
    ※3 1年次の納入期限について、2024年3月15日実施の入学者選抜は2024年3月25日、2024年3月30日実施の入学者選抜は2024年4月2日です。また、分納を希望される場合の納入期限は、前期は上記期限、後期は9月1日(納入期限が休日の場合は翌日)となります。希望される場合は本学経理課までご相談ください。
     

    教科書・教材・器具・消耗材料等 教材費(2024年度参考値)

    学年 金額 納入時期
    1年次 356,576円 4月中旬
    2年次 69,377円

    その他諸経費として、研修旅行費(19,800円)、国家試験受験経費(受験料30,000円、旅費約29,000円)、学外模試代(25,000円)が必要となります。
    *研修旅行費、国家試験受験料・国家試験受験旅費は例年の参考値です。